2010年10月17日日曜日

ささやかな意義があるとすれば

人間しかできない「表現する事によって人為的に感動を生み出す」ということ。

それはアートだったり歌だったり演劇だったり詩歌だったりするだろうけど、ある種の人にとっては

「ふーん、なにそれ?」の世界である。

でも思うのは、あえて「なにそれ?」と感じる人側に向けて発信されることに表現するという事の意義があるんじゃないのかなと

なんとなく考える。

例えばそれを見たり、聞いたり、読んだり、触れたりしたことで

受ける側がほんの少しだけ(ここが重要)心が開放されたり、風通しがよくなったり

転んだ傷の治りが早くなったり、また明日を歩ける力を回復させたり、心を豊かにさせたり。

ストリートライブやパフォーマンスなど見るとその原初的な力をとても感じる。

受ける側の深層に「ほんのすこし」を積み重ね続ける。



自分にとっての五行歌は実に個人的なものではあるけど、こういった表現する行為って

感受する側にどういう効果をもたらすものなのかとも思う。

でも私は結構ひねくれてるので「詩歌って素晴らしい!」とは簡単には言えない。

発信する側、受ける側、相対的に考えた先にその答えがある気がするから。

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