2012年4月20日金曜日




最近頭の中でこの曲が流れている。

いわゆる「オズの魔法使い」のサイドストーリーであるブロードウェイミュージカル

Wicked(ウィケッド)のナンバー。

二人の魔女の友情と数奇な運命の物語です。

この作品の根底にあるテーマについてはこちらのブログ記事が

結構核心をついている気がします。

http://www.misoppa.com/ny55wick.html

どちらの魔女に感情移入できるかでその人の立ち位置というか意識的なものが見えると思う。

I'm through accepting limits
'Cuz someone says they're so
Some things I cannot change
But till I try, I'll never know!
Too long I've been afraid of
Losing love I guess I've lost
Well, if that's love
It comes at much too high a cost!
I'd sooner buy
Defying gravity
Kiss me goodbye
I'm defying gravity
And you can't pull me down


もう嫌なの 誰かが勝手に決めた
限界に縛られるのは
変えられないものもあるけど
やってみなきゃわからない!
ずっと愛を失うのが
怖くてしかたなかった
でももし愛を失ったのなら
もっと他に与えられるものがあるはず
すぐできるようになるわ
重力を操るの
さよならのキスをして
重力を操るの
もう誰も私を地に降ろせない




出自ゆえに虐げられてきたエルファバはそれでも屈折をバネに

自由と可能性を求めて飛び立つのだけれども

あらぬ方向へと運命は転がって行きます。

強いけど救われない予感を感じさせるこの歌詞の通りに。






エルファバとグリンダの最後の邂逅の歌。

違う世界に生まれ育ってきた二人が

出会った意味を互いに見出すように歌います。


I've heard it said
That people come into our lives for a reason
Bringing something we must learn
And we are led
To those who help us most to grow
If we let them
And we help them in return
Well, I don't know if I believe that's true
But I know I'm who I am today
Because I knew you:



聞いたことがあるの
人が出会うのには理由があるって
学ぶべきことを教えてくれる人に
私たちは
一緒に成長すべき人の元へ導かれ
その人に助けられて
またお返しに助けてあげることができれば
それが真実かどうかはわからないけど
でも今日の私がこうしているのは
あなたに出会うことができたから



それぞれのドラマもだけども、長続き出来ない縁であれ

��個人的に友人にしろ何にしろ縁が続きにくい自分にとっても)

この時代のこの瞬間だから出会えた奇跡というのは確かにあって、

それはやはり、かけがえのない時間であるという事。

最後に

「誰かがもっといい結末があったと言うかもしれないけど
私はあなたに出会えたから最後に変わることができた」


そう言える出会いこそが「必然」なのだなと思いました。

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