2010年9月20日月曜日

その世界にあなたが在れば

2005年12月15日09:02



数年前ある方から言われたのが
「何を歌にしても、その世界の中に詩乃さんが存在していれば
それは立派な詩乃さんの歌じゃないかしら?」
という言葉。



しみじみと感銘を受けた。



歌はどうあるべきか云々ではなく(大抵の人はそれを求めているが)



実にシンプルな個の尊厳と肯定。



息をし、泣いて、叫んでいる真実は変わらない。



当時自分のスタイルに固執していた私の、肩の力を抜いてくれた。



これから来るであろう、内なる変化に忠実に



けれど指標はずれることなく



どんなジャンルだって書きたいときに書けばいい



そこから何か自由になれた気がします。



今も毎日歌を作っているその方に、いつか会いに行くのが願いです。

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