今日の夕方、日もくれるのが早くなったと思いつつも空を見上げれば
月が見えた。
帰路につく人、仕事へいく人、それぞれとすれ違いつつささっと歌にする。
夕闇前の
月
とり残されて
なお
微笑む
推敲なしのすかすかだが、これを少し加工してみる。
瞬間の凝縮を、表題のごとくほぐし広げて散文にして、一つの詩のような形にする。
自作であるがゆえの気楽な実験である。
さて、まずは前出の五行からあれこれとイメージを書き出してみる。
一日の終わりに浮かび上がる懐かしい思い出や失くしていった夢の象徴としての月
そんな情景が浮かんだ。
時間が経つという切なさと優しさ、シチュエーションはこの歌が浮かんだ場所のビルの
立ち並ぶ街角が落ち着くか。
そんなこんなでちまちまと裏で組み立ててみる。
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返信削除PASS: d436123b10d3f9298e7263e0128ad545
自分は散文でばーっと書いてから、削って五行歌にすることはあるよ。
でも逆はないなー。
おもしろそう。
肉付けをさらなるイマジネーションでつくるわけね。
SECRET: 0
返信削除PASS: 4cb5a59cb1b2983d4b4c9f8968c0d5e3
大体五行でどーんとくるか、そのキーポイント的な
言葉が1~2行浮かんでそれに足していくかどちらか、という
パターンで作るときが多いのね。
しーさんの方法はああ、そこにしーさんの歌のタッチの柔らかさが
感じられるんだなあと思った。
凝縮するほど歌って硬く強くなってしまうからねえ。
この遊びは普段使わない脳の筋肉をいい感じに
ほぐしてくれるので度々やろうかと。