2010年10月21日木曜日

No title

できましたー。

我ながら書いていて思うのは、どうしてこういう詩形式になると

自分と思えないほどセンチメンタルになるのかw(しかもダメ男チックな主人公だ)ちょっと恥ずかしい。

元来音(おん)を考えて歌作する傾向なので、メロディが載っているという設定で書いている部分もあります。

ホントに曲つけてみると面白いかもだけども・・・・。でも作詞というのはちょっとやってみたいこの頃です。

歌と微妙に違う脳の回路を使うようでその時の発見が面白い。



夕待月(ゆうまちづき)



見上げた暮れる少し前の
空にひっそりと白い月
満ちるまであと少しのその横顔が
置き去りにした夢に似ていた

普段どおりの今日が終わり
そっと頁を閉じるように
変わり映えのない明日のために
かかとに引っ掛けた心すり切らせ帰る

思い出すたびに
優しい記憶だけがまだ残っている事
癒されるけど、でも
そんな繰り返しもまた空しいんだ
ビルの切り立つ街の闇に
夕待月はとり残されて
時の経つ早さとせつなさに
ただ微笑んでいるだけ


季節を重ねて無為に無駄に
過ごしてきた僕を笑うだろな
はじけて笑っていた君との日々はきっと
月の欠けた先の彼方にある

帰りの電車の窓越しに
ゆっくり想い出も追いかけてくる
今夜の夢に間に合うように
なのに走り切れずに遠ざかる現実

もつれた絆を戻せなかった
拙いあの頃の僕
前のめりで走ること諦めても
つま先だけは同じ先を見つめていた、そうだった
目覚めれば何時もと同じ朝かもしれない
それでも少しは変わっているのかもしれない
ほんのり佇む夕待月
皆の夢の夜道をそっと照らす

僕の夢の夜道もそっと照らす



あの五行歌からここまで拡げてみた。

で、それをさらに五行に戻すとなると

一つの歌じゃ足りなくなる気もする不思議。

自作の場合だとやはりパンチと切れが持ち味(しかしそれすらあるのか怪しい)という確認が出来たのは収穫ですw


これ、またやってみよう。楽しい。

4 件のコメント:

  1. SECRET: 0
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    曲はスローなバラードでお願いします。

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  2. SECRET: 0
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    もちろんギター弾き語りで。

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  3. SECRET: 0
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    ぜひアコースティクギターで!
    歌い手さんはハスキーな女性で!
    ��Vはモノクロな二両くらいの編成の電車だけで(できれば夜の五能線)!

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  4. SECRET: 0
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    落ち着いて空こさん(笑)
    たしかに男性が歌ったら女々しさが前面に出るねえ。

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