2011年3月15日火曜日

ここ数日の雑感

ちょろっとですが通常のブログに戻りつつある。

以前歌集を出した際送って下さった歌人さんの安否を出来うる範囲で探していた。

本当に出来うる範囲だけど。

ただ、こうして気にかけている人々がいることで、我々のもっと百倍も心配であろうご身内に

せめてもの心強さを感じていただければ、そして歌を通して繋がっているという事、

その歌に収められた故郷は「ちゃんと在る」という事、実際行ったことのない私の中にも

その風景は存在しているという事。伝わればいいと思う。

そう、その町は私の生まれた大間と似た浜町である。



そういう事や個人的な事もあってか、ツイッターに何気に張りついていたのだけど

確かに様々な情報の波。正しいソースもあればデマもある。感情的になっていきり立つのもあったけど

それだって謝罪のツイートをすぐ出したり、混沌としているけど「荒れた」という印象はない。

情報の真偽は見分けずらいし下手に拡散して混乱させたくない、というのももちろん正しいと思う。

被災地から遠く離れた立場からすれば日常を大事に過ごすことも遠まわしに力になる。

ただ思うのは、泳げないからといって海に入らないのは海の怖さも良さも知ることにならない気がする。

mixiのつぶやきででもあれこれ書いたりしたけど「あ、これじゃ陰口にしかならないわ」と

気づいた。SNSという性質上仕方ないのだけど。

「何のためか」「誰のためか」「それを載せることによってどうなるのか」

時には瞬時に時にはRT元を遡って確認して判断して取捨選択する。

今回の事でそういう部分を学べた。

表立っている現場の人間を責めているツイートはあまり見当たらなかった(某都知事の発言以外は)

情報に惑わされているような世論に対してのフォローツイートが寧ろ多い。

そして見えない思いやりの心も。なごます画像やyoutubeの曲を貼ったり。

言葉はよくないが活用の仕方によっては非常に生産性のある公的文句を呟けるツールでもあるのだ。

��HKの方でもツイッターからの情報収集ということで是非#nhkのハッシュタグをつけてくださいと

呼びかけていた。


現場で体を張っている人間に対し、安全な場所からああだこうだと言う筋合いはないのである。

一方通行の情報しか流さないテレビよりも、自分的にはこっちの方がずっと安心できる部分がある。

そして、早くいつものような平和なつぶやきが増える場所に戻ればとも思う。

携帯から追記
上記の歌人さん無事確認できました!!
よかった。

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