久々にあれこれと書く余裕が出てきた。
歌を纏めている時は脳の神経一本一本が張り詰めた感じになっている。
眠いのに「寝るな!」と脳に起こされているような(危険なのか?)。
ものすごい真剣勝負な訳ではないのに不思議なのだけども。
叙景歌の数々も纏めていたのだけども、書いている季節にえらく偏りがあることに気づいた。
現在住んでいる北海道という土地柄のせいかとにかく冬の歌が多い。
寒さで意識がクリアーになるのか言葉も生まれやすいみたいだ。
そして意外にも次に多いのが春の歌。
しかも冬から春へと変わりゆく瞬間を描いたものが案外多い。
キリキリとした冷たい空気が、ふっとゆるむ。そのやわらかな感動は
北国ならではか毎年ほっとする時である。
俳句などで季語に親しい方ならわかっていただけるだろうがこちらの四季のサイクルは本州とは違う。
��月にはどう頑張っても梅は咲かないし、桜にいたっては5月初頭。(でも連翹は律儀に暦どおり咲いたりする。)
本来それぞれ違う月に咲く紫陽花、向日葵、コスモスも夏になったら一斉に咲くのである。
風土の違いゆえの面白さもあるから然程こだわらず書いてはいるけれども、もっとその部分を
描ければいいなとも思う。
次回の3作目は多分叙景歌を中心になるだろうけど、ネタばれっぽいけど
秋の歌が一個もありません(笑)
何でだろう、書いてはいるんだけども載せるには及ばないというか・・・秋ならではの情景の美しさはもちろん
理解してはいるし、着物も着るくらいだから和な美意識もまったくないはずではないんだけども。
どうしても無難にステレオタイプな秋のイメージに終始してしまう。紅葉の美しさとか。
それにこっちは夏終わったなあと思ったら冬来るの早いしw
特別な感慨が個人的にないのかもしれない。好きな季節なんだけどねえ。
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