指圧に甘手と苦手というのがある。
親指がほぼ90度に反り指の腹でやわらかタッチで指圧できるのが甘手という。
苦手はその逆でほとんど反らず指先でぐぐっと鋭く効きそうな圧をかけられるのだそうだ。
どちらがどうというより、指圧される側の好みによって需要があるという話。
手弱女(たおやめ)のやわらかな質感を感じさせたり、がちがちの骨格や筋肉を思わせたり
言葉もやはりそれぞれ。
どういうわけかどう頑張っても(いや、頑張るというものでもないだろw)
自分の歌は、ムキムキというかがっちりというか、例えるなら女子ソフトボール選手のような
それが味と言えばどうなのかとも思うけども、自分の中で欠けている柔らかさをどうやって
ものにしようかと何気に思っている身としてはなんともかんともだ。
言わば鏡のようなものなので、その部分が越えられない箇所なのかなあと思案したり。
何事も歌になる。
けれど歌になるからといって全てが救われるわけじゃない。
万能じゃないからこそおんなの肉体を持つ言葉をどこかで羨んでしまうのだろうし
それを振り切ってがしがしと書き続けられるのだろう。
ちなみに我が手は甘手。どの指もほぼ90度反る。
歌にはまったく反映されていないのだった。ちぇっ。
なんか僻みっぽい締めだな(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿