2011年2月26日土曜日

長い待ち合わせ

ふと思い出したことがあってmixiの昔の日記を読み返してみた。

2006年01月30日に書かれたもの。

若干修正して記載してます。

運よくここのブログを見つけてくれればいいなと思いつつ。




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中学からの付き合いの友がいて、

特に神経質ではなかったけど

優等生気質で頑なほどのこだわりを持つ人だった。



そんな彼女はかなりの遅刻魔で

あれこれと準備に悩みすぎて遅れるのだそうな。



まただよー、という感じで慣れたものだったが



そんな不器用な彼女は、大学を卒業し職を経て恋をして



あまりにも生真面目に、親への負担に負い目を感じ



やり甲斐なき激務と向き合い、



破綻した男性との関係に疲れ



心の重い風邪をひいた。



数年前久々に会った時は、お薬のせいか、かなりハイテンションで



ごめんねぇ、これでも抑えてるんだけどねー



と、大声でこれまでの事を話し始めた。

母娘の関係の歪みも原因のひとつらしい。



私は私でそれなりの葛藤は母親に持っていたし(母子家庭って難しいんです)



ここで自分が壊れたら、負けだし惨めだというのがあったから

どうにかなれた(のか?)というのがある。



でも彼女にそうなれと言っても無理な話なのだ。



その時私が悔いたのは



たかが遅刻で、あんなに責めなきゃよかったと



思えばあれが彼女の安全弁だったのだ。



その後、理解ある男性と巡り会い、徐々に快方しているという。



一昨年年賀状がきたきり連絡はなくメールの返事もない。



大丈夫だと思いたい。



単にあれこれしてる内に忘れてるだけだ。

いつもの遅刻のように。



でもそれでいいんだよ。



貴女が前へと進みづらいなら、過去も昔の友達も全部忘れたっていいんだ。



私は忘れずにいるけどね。



振り返ればそこに在る

いつもの場所で気長に待っています。

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