![]() | さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本) (1974/10/25) レイモンド・ブリッグズ 商品詳細を見る |
子どもの頃好きだった絵本のひとつにこの本がある。
この中でクリスマスプレゼントを配り終わったサンタさんがシャワーを浴びながら
歌った讃美歌「天(あめ)にはさかえ」がこれまた好きな讃美歌「Hark! The Herald Angels Sing」の
日本語バージョンだったことを知った。三十年以上経ってリンクした偶然。
日本語版はこちら。こちらの方がなじみある人は多いかも。
1.「あめにはさかえ み神にあれや
つちにはやすき 人にあれや」と
みつかいたちの たたうる歌を
ききてもろびと 共によろこび
今ぞうまれし 君をたたえよ
��.さだめたまいし 救いのときに
かみのみくらを はなれて降り
いやしき賎(しず)の 処女にやどり
世びとのなかに 住むべき為に
いまぞ生まれし 君をたたえよ
��.あさ日のごとく かがやき昇り
みひかりをもて 暗きを照らし
つちよりいでし 人を活かしめ
つきぬいのちを 与うるために
いまぞうまれし 君をたたえよ
幼稚園がプロテスタントだったせいもあり割と讃美歌や教会は身近だった。
そして私自身やうちがキリスト教でないにも拘らず、どういう訳か昔から
うちに旧約聖書に置いてある。何であるの?と昔聞いた覚えがあるけれどもどう返って来たかは定かではない。
という事はたぶん母が買ったのかもしれない。
自らの本音や弱い部分、深層に触れることに関しては口が堅いからきっと理由は言う事はないだろう。
そこは何となく察することが出来るので特に聞くこともないし本人もはぐらかす可能性が高い。
幼稚園で頂いた新約聖書と共に並んで今は私の本棚にある。
クリスマスとは関係なしに口ずさんだり鼻歌とか讃美歌率が高かったりする。
何よりわかりやすくて覚えやすいメロディー、個人的には神様に向けてだけではなく、日々の糧や
生まれ来る命や営みへの感謝を込めた生活歌だと思っている。
わたしたちが何気に「いただきます」「ごちそうさま」を言うような感覚で
アメリカや西洋での食事前の「祈り」は暮らしに密着した習慣であるように。
とか書きながらあれこれ見てたら私が通っていた幼稚園のブログ(隔世感がありますなあ)を見つけてしまった。
小樽中央幼稚園
結構緑豊かでしょう。庭がまんま小さな森で私の緑好きルーツはきっとここから。
あまりの変わってなさにじーんときた。ちょっとだけこの頃に帰りたくなった。
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