2011年6月19日日曜日

産みの源

歌友のフランス旅行記をブログで拝読するにつけいいなあと思う最近(実はフランス好き)。



好きなシャンソン。この歌といえばシャルル・トレネが有名ですね。



ステージ捌きというか中尾ミエ他の世代を激しく思い出した。歌は上手いです。

女性名詞のLa Mer(海)はこれまたフランス語のMere(母)が語源とのこと。(綴りは違えど読みは同じ)

聖母マリアの「Maria」も元をたどれば海の滴を意味するヘブライ語から来ていて

そこから「Marina」(港)(水夫)という言葉も派生していった。

万物を生み育むという共通の深層意識というのがあるのだろうか。

でも言語学も多大な言葉数の比較データがものを言う部分があるらしいので(科学っぽいですね)

一概には言えないだろうけれども。日本語のいくつかの言葉の大元だって

歴史を重ねて違う意味に変換されていったり派生していったりしているのだし。


日本語の「海」と「産み」との関連性はあまり有力な説とは言われていないようです。

「う」は「大」の意味の転、「み」は「水」の意味で、

「大水(うみ・おほみ)」を語源 とする説が有力とされる。
web語源由来辞典より

滋賀県の近江は淡水の海(今の琵琶湖ですね)、すなわち淡海(あわうみ)という言葉が縮まったものであるとされている。

それと上記のような意味合いも含まれているのだろうか。

それでも古事記の国産みの記述などはとても象徴的ではあるけれども。

何だかフランスからずいぶん飛躍してしまった。伊邪那岐の天沼矛(あめのぬぼこ)で

私の思考の海もぐるぐるとかき混ぜられている気分。

��よさげなものも浮かぶ一方へんてこな発想も生まれてくるあたりはまんま神話通りだったりする。)

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