2005年11月26日20:13
ここで出す気になる歌については感想のみしか述べません。
そのくらいの軽い気持ちでないと
ネットであるが故の前傾姿勢にのまれそうで。
毎回本誌などで思うのですが評は・・・難しいですよ。
作者の伝えたい全てを汲み取れる訳ではない。
それでも最大限掘り下げ汲み取りたい。
脳細胞総動員ですよ。関係なさげな小脳まで引きつれるつもりで
色々考え付いたのは
究極、貶しも誉めもしない、というのがいいんじゃないかと。
まず、評に取り上げた事自体が、その作品への最大の賛辞と思います。
なので高みに立って誉めるという類のものでもなく
その逆もある訳ですから貶す理由もない。
なるべく作者の感受性の周波数に合わせて(あまり合わないが)
表現者としての個性、視点を、探ってゆく。取り上げ書きたくなる理由がそこに必ずあるはずだから。
「この歌興味深いから、皆さん見てみて!」と
ある意味私も感動の連続
「この方は普段は穏やかな歌なのに今回はキレを感じる。なぜだろう。」
「踏み込むにはしんどい歌だけど、敢えて書いてみよう。」
「はぁーこういう発想は新鮮だなぁ。」
選ぶ基準があるならこんなパターンです。
なので好きな歌、という理由で選ぶのは少ないほうかもしれません。
評に関しては「歌を通しての表現者の資質提議」に撤したいとは思うけど
評者の考えも様々ですし。
しかし本誌の作品評スペースの在り方も
色々な意見があってもいいとは思いますが。
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