2006年03月07日12:41
どんな抽象的表現でも、実は確固たる理論の裏付けや
綿密な手法が潜んでいたりするものと思う。
昔授業で絵の模写をしたことがあり、画材技法を想定し、まねっこする事によって
表現する技術、を学ぶというもの。
それらしく真似はできるんです。
でも違うんです。テクニック云々というよりも内から奏でられるものが
圧倒的に違う。それに気付いちゃった。
全然真似できなくて違うものになってしまう方が
まだ救われます。
中途半端に真似出来てしまう事の方が惨めです。
こういった比較追究でたまに頭をかち割られるショックが
自分を活性化したりする部分もありますが、
「もっとぶって!」じゃないけどさ(笑)
五行歌は、あくまで個人の裁量に任せるものであるから
そういうものとはまた違う。
でも
この思いなんて所詮甘ちゃんの妄想だったんだ、と気付かせるきっかけを
結構焦って探しています。多分すぐそこにある事実を。
自分であることを、追求すると同時に、
それを張り倒してどつきまわすような
凌駕するものをも求めてしまう。
なので例えば「この歌は好きじゃない」とある人に言われても、
ニヤニヤと側ににじり寄ってしまうかもしれない(笑)
褒め言葉も積もり過ぎれば毒ですから
逆にその方が歌そのものの全体像を見せてくれるんじゃないかと。
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