2010年9月20日月曜日

歌の話~鈍色の艶~

2005年12月08日00:28


おばさん化、というより



女のおっさん化しつつある昨今



風呂の湯ぶねに入るとき「んぁあぁ~」と意味不明な愉悦声を叫んでしまう、寒い冬です。



いいんです。何をも失わない人生などありません。



なげやりに終わったとこで、歌の話。
��2月号歌誌から、にわか歌会レポートより紫野恵さんの歌。



最近見られる鈍色の渋さ加減が、私的には好きです。



つまり



着物は変わらないのに帯や小物を替えただけでガラリと印象が変わるみたいな。



だので、枯れたという印象はない。
分を知る、という潔さがこの色味を選んだのかなと思った。



むしろこういう変化から読む側は何を感じ取れるかが大事な気もする。



その見定めのまなざしに英さんとか薔子さんとか素音さんとかが



人として女として、そして表現者として
どう感じ、触発されたかの方が興味があります。



驚嘆だけじゃもったいないっすよ。

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