2010年9月21日火曜日

指針は自らの内に

2006年03月24日09:11


「なんで他人の言葉にいちいち感心しなきゃならんの。
自分の人生なんて自分にしかわからんのに。」



偉人の心を打つ言葉、みたいな文庫を読んでいた時



会社の他部署の上司にさらっと言われた言葉。
気さくでフランクな人柄との微妙なギャップ、だからなお強烈に覚えている。



今、言葉に近いところにいる私には



時を越えて、しみじみグッとのしかかる一言だ。



自分にとっての指針は、自らの内と格闘し、得るものだ。



それはどんな格言よりもささやかだが重く、確かな光を放っている。



それが例え拙くとも、せめて足元だけ照らせるはず。



フランクリンやソクラテスにしろ、所詮は他人の言った事でしかないと。



「はー」とか「ほー」とか心地いい感心で終わってしまうものだ。



汗かいて得た現実ほど、後から助けてくれるものはない。



当時の上司の年齢は、今の私より少し若いはずだ。



あぁ、まだまだ冒険しなきゃ。

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