2006年03月24日09:11
「なんで他人の言葉にいちいち感心しなきゃならんの。
自分の人生なんて自分にしかわからんのに。」
偉人の心を打つ言葉、みたいな文庫を読んでいた時
会社の他部署の上司にさらっと言われた言葉。
気さくでフランクな人柄との微妙なギャップ、だからなお強烈に覚えている。
今、言葉に近いところにいる私には
時を越えて、しみじみグッとのしかかる一言だ。
自分にとっての指針は、自らの内と格闘し、得るものだ。
それはどんな格言よりもささやかだが重く、確かな光を放っている。
それが例え拙くとも、せめて足元だけ照らせるはず。
フランクリンやソクラテスにしろ、所詮は他人の言った事でしかないと。
「はー」とか「ほー」とか心地いい感心で終わってしまうものだ。
汗かいて得た現実ほど、後から助けてくれるものはない。
当時の上司の年齢は、今の私より少し若いはずだ。
あぁ、まだまだ冒険しなきゃ。
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