2011年1月14日金曜日

時の流れにも意味がある

イギリスの諺で

March winds and April showers bring forth May flowers.

というのがある。

3月の風と4月の雨は5月の花を連れてくる

変哲もなく思えるけども、これは北海道に春が来る光景と同じなのだ。

その時辛いかもしれないけれど季節は毎年同じ順序で巡ってくる。

同じ地にいる限り変わらずに。

それでも惑わされてしまうのが人間なのかもしれない。

3月といえど風は強く冷たい。

でもそれは雪を早く解かすため。

4月になっても寒い日は雨ばかり。

でもそれは冬に隠れた大地の汚れを落とすため。

そうして5月は花の季節となって咲き誇る。


まさかと思ったことで慌てて落ち込んでいるひとがいる。

どうかゆっくり落ち着いて、あなたの足元を見てほしい。

季節は一巡して過ぎ去っても、また必ず戻ってくる。

今まで以上に大きい輝きでもって。

あなたがあなたの愛するその地に立ち続けている限り

きっと時の流れは微笑みかける。あの旋律とともに。


March winds and April showers bring forth May flowers.

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