たしか中学生の頃だったはず、今はもう手元にはないけどジャケ買いで
買った大貫妙子アルバム「カイエ」独特の空気感と静けさに
太刀打ちできない大人の世界を感じた。
これはフランス語で歌われていたもので、ついさっき初めて日本語版を聴いて
しみじみいいなあと思った。
下の方が日本語版。
ようやく年齢がこの曲をしみじみ味わえるまでに追いつけたのが感慨深い。
日本語版でじっくり聴いた後、フランス語バージョンを聴いてみるとまた違う味わい。
これは知っている人は多いかも。
時の移り変わりを想う。
浅はかながらもその時その時を豊かに生きたつもりだけれども
いつか大きくなったら得られると願っていたものの殆どを、つかみ損ねている今。
まだ手に収められる余白なのだと言い聞かせつつ
次の季節をいつも待ちわびている。
今日から六月。
普段通りの一歩をまた踏み出し重ねていく。
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